社長メッセージ

代表取締役社長 工藤 英之

新生銀行グループは、経営理念に基づき、真にお客さまから必要とされる金融グループを目指すための「中長期ビジョン」を定めるとともに、その中長期ビジョンの実現に向けて、今後3年間で取り組む経営計画として、平成28年度から平成30年度を対象期間とする「第三次中期経営計画」を策定いたしました。私どもは、安定的・持続的な成長を可能とするビジネスモデルの構築に向けて全力で取り組んでまいります。

グループの第二次中期経営計画(平成25年度~平成27年度)(第二次中計)における諸施策への取り組みの結果、最終利益は黒字を継続するとともに、不良債権比率の圧縮は目標を大きく上回り、ポートフォリオの改善が進展しました。一方、不良債権の処理に伴う与信関連費用の戻り益や変動性の高い利益が最終利益を押し上げたことから、再現性・安定性の高い利益を生む業務の成長可能性を最大限発揮することが今後の課題であると総括をいたしました。

これを踏まえ、今年度からの第三次中期経営計画(第三次中計)においては、新生銀行グループの持つ競争優位性および市場の成長性という観点からビジネスポートフォリオを見直すことで、新生銀行グループのユニークさを取り戻し、金融業界において独自のポジショニングを構築することを目指してまいります。そのため、グループ会社間のシナジーをビジネス、経営管理の両面から追求いたします。さらに、公的資金の返済については重要な経営課題と認識しており、公的資金注入行として必要十分な内部留保の蓄積を進めつつ、公的資金返済の道筋をつけ、株主還元の改善を目指してまいります。

具体的には、事業の「選択と集中」を行い、経営資源をより高い成長が見込まれる分野に再配分するとともに、グループ融合を通じて、業態を超えた新しい発想による顧客価値の創造に全力で取り組んでまいります。また、環境の変化や計画の進捗にあわせた、柔軟かつ機動的なグループ経営資源の再編・最大限の有効活用を行い、組織や社員の潜在能力が最大限発揮される事業運営体制を構築してまいります。こうした取り組みにより、第三次中計では安定した利益の成長に注力し、平成30年度には親会社株主に帰属する当期純利益640億円の達成を目指してまいります。

第二次中計期間中、着実な業績を上げることができましたのは、ひとえにステークホルダーの皆さまの多大なるご理解とご支援の賜物であり、心より御礼を申し上げます。
新生銀行グループでは、今年度からの第三次中計においても、すべてのステークホルダーのご期待に応えるべく、全社員が一丸となって業務に邁進してまいる所存でございます。

今後とも、皆さまには、なお一層のご支援、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。

平成28年4月
工藤 英之
代表取締役社長
工藤 英之

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