投資信託

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作成:2011年9月/インタビュー実施日:2011年8月25日

【特集】ファンドの運用総責任者に直接聞く!なぜ今、短期ハイイールド債に注目するのか?米国景気の行方は?

投資信託は、価格の変動等により損失が生じるおそれがあります。またお申し込み・保有・解約に当たっては所定の費用がかかります。なお、個別商品にかかるリスクや各種手数料については、必ず各商品の詳細ページまたは目論見書(目論見書補完書面を含みます)にてご確認ください。
目論見書(目論見書補完書面を含みます)は、インターネットバンキング(新生パワーダイレクト)にてご確認いただけます。

2011年8月24日から取り扱いを開始した「購入通貨選択型 短期ハイイールド・ボンド・ファンド」の運用会社であるUBS グローバル・アセット・マネジメント(アメリカス)インクのハイイールド債券チームの運用総責任者に、米国のハイイールド市場について直接インタビューしました。さらに米国景気の見通しや、金利見通しまで伺いました。

Craig G. Ellinger(クレイグ・エリンジャー)

Craig G. Ellinger
(クレイグ・エリンジャー)

UBS グローバル・アセット・マネジメント(アメリカス)インクのマネージング・ディレクター。クレジット・リサーチおよびハイイールド債券運用のグローバル・ヘッド。

資産運用業界における経験年数は20年。ハイイールド債、投資適格債および証券化クレジット・リサーチ全般を担当。2008年、グローバル・ハイイールド債のポートフォリオ運用チームの統括に。「有言実行」がモットー。

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質問1

米ドル建ての短期ハイイールド社債の特徴や注目点は、どこでしょうか?

Craig G. Ellinger(クレイグ・エリンジャー)

短期ハイイールド社債は、長期のハイイールド社債に比べて金利変動の影響を受けにくいという特徴があります。また、短期のハイイールド社債市場には、成長余地が十分にあると考えています。

たとえば、米国のハイイールド社債の市場は大きく、約1.2兆米ドルの市場規模を誇り、そのうち「短期」に分類される残存期間が1〜3年の社債は1,000億米ドル程度の規模を有しています。また短期から中期にあたる残存3〜5年の社債は、さらに市場が大きく、約2,500億米ドルもあり、これは近い将来、残存期間が1〜3年ものの市場規模が拡大することにもつながります。市場規模の拡大による新たな投資家の参入や流動性の向上によるメリットも期待できるでしょう。

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質問2

米国のハイイールド社債の市場規模はたしかに大きいですね。しかし、それだけ多くの銘柄の中からどのようにして投資する対象を見つけるのでしょう?

実に多くの指標を参考にしながら、リスクに見合ったリターンが得られるかどうか検討します。

企業分析を専門とするアナリストチームと協力し、投資しようと考える企業のキャッシュフローなどはもちろん、株主構成や経営者の質、さらには銘柄が所属するセクター(業種)の業績動向なども分析し判断していきます。

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質問3

では、現在の短期ハイイールド社債の利回りや国債とのスプレッド(利回り差)をどう見ていますか?

7月末からの米国株式市場の大幅な調整などを受けて、短期ハイイールド社債のスプレッドが拡大するなど、リスクが高まっている状況です。

しかし、言い換えると、投資の機会が広がったともいえるでしょう。現在の市場が混乱している状況は、おそらく、投資するには魅力的な水準にあると考えています。

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質問4

2008年のリーマン・ショックや今回のように、金融市場が混乱したようなときには、短期ハイイールド社債市場の動向にはどのような特徴がありますか?

短期ハイイールド社債の特徴には、一般的なハイイールド社債と比較して「デュレーション(※1)が短い」、「ボラティリティ(※2)が低い」という特徴が備わっているので、短期ハイイールド社債で運用することで、投資家の皆さまには、今回のようなマーケットの変動に相対的に強い資産であると考えられます。

  1. ※1デュレーション:金利がある一定の割合で変動した場合、債券価格がどの程度変化するかを示す感応度。デュレーションを大きく(長く)するほど、金利変動に対する債券価格の変動率は大きくなる。
  2. ※2値動きの大きさを示す。ボラティリティが大きいとは、値動きが大きいことを意味する。
Craig G. Ellinger(クレイグ・エリンジャー)

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質問5

しかし、ハイイールド社債への投資は、デフォルト率も気になります。

デフォルト率の動向は、銀行セクターの貸出し動向をみておくとよいでしょう。現在はどちらかといえば、銀行が貸出先をさがしているような状況です。企業の資金需要はこれから伸びてくると思われます。

そのため、7月末から8月前半には、短期ハイイールド社債のボラティリティが上昇し、また社債の債券価格が値下がり(利回りは上昇)、国債との利回り差は拡大しましたが、このような状況は長く続かないだろうと考えています。

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質問6

もう少し、現在のマーケット動向や投資環境について聞かせてください。まず、米国経済の見通しは?

緩やかな経済成長は当面続くと見ています。もちろん、強くて大きな成長は見込めないでしょうが、一方でリセッションの可能性も低く、米国経済はプラス成長を維持できるでしょう。

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質問7

米国の金利見通しは?

Craig G. Ellinger(クレイグ・エリンジャー)

現状では、はっきりとした金利見通しを持つタイミングでもないだろうと考えています。
しかし、さきほどお伝えしたように、短期のハイイールド社債の場合は金利に対する感応度は低いですから、このような局面でも有効な投資対象といえるでしょう。

なお、おそらく今の、特に長期金利水準の低下は米国景気の悪化見通しや欧州の信用不安などのさまざまな出来事や懸念材料を織り込みつつあるのではないか、と考えています。

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本稿はUBS グローバル・アセット・マネジメント(アメリカス)インクのコメントを参考に制作したもので、新生銀行が特定の金融商品の売買を勧誘・推奨するものではありません。本資料は情報提供を目的としたものであり、新生銀行の投資方針や相場観等を示唆するものではありません。投資される際は、お客さまご自身の責任と判断でなさるようお願いいたします。

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