| 「どこで買うか」決まりましたか?先ほどのチャートからは例えば下のようなポイントで「買う」判断をすることができます。大きな青い○のところで移動平均線が上向きはじめ、上昇トレンドを予感させます。と、ほぼ同時に現在値が平均線から離れて上昇しようとしています。ここで「買い」ます。その後も含め合計3箇所に赤い○が登場しますが、いずれも「買い」のサインです。そしてなにより大切なことは、「移動平均線が上向き」であることです。このチャートでは、移動平均線は上向いたままですから、「売りのサイン」はまだ出ていないことになります。 | |
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| 新生銀行のWebサイトでは、自身の投資期間に合わせて「期間」を自由に決めて移動平均線を描画することができる「リアルタイム為替チャート」を用意しています。何日の移動平均線がよいということはありませんが、一般的には25日や75日(週足の場合は13週や26週)を用いるケースが比較的多いようです。 さて移動平均線の見方について一例をご覧いただきましたが、実はもっと有名な使い方があります。ゴールデンクロスやデッドクロスと呼ばれるものです。参照期間の異なる2本の移動平均線を使って、次のように判断します。 下のチャートの赤い線は75日移動平均線、青い線は25日移動平均線です。参照期間の短い25日移動平均線が、参照期間の長い75日移動平均線を下から上に突き抜けるように交差し、上昇しています。赤い○の地点です。これをゴールデンクロスといい、「買いサイン」と読み取ります。その逆が青い○で、デッドクロスといい「売りサイン」と捉えます。 |
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| しかしこの方法は、よく見ると他にもたくさんのサインがあって、ゴールデンクロスで買ってデッドクロスで売ると損をする場合があることに気づきます。どんなテクニカル分析にも、もちろんファンダメンタル分析にも、その分析がまったく通用しない場面が存在します。絶対に当たる分析などありません。 移動平均線、特にゴールデンクロスやデッドクロスによる分析の弱点として有名なものに、「もみ合い相場に弱い」とうことがあります。「横ばい相場」とも言います。そういうときは相場に上昇もしくは下落の大きな流れが存在していませんので、値が平均値の近くをウロウロしつづけます。過去の平均を計算していることからもわかるように、買いや売りのサインは少し遅れて出てきます。ピッタリと上昇し始める場所を当てられるわけではないのです。ですので、揉みあい相場の中では、そのタイムラグによって売りどきなのに「買いサイン」が、買いどきなのに「売りサイン」が出るなどして、反応にズレが生じやすくなるのです。下のチャートでは2000年2月から同年10月頃までの米ドル/円相場のもみ合いが見て取れますが、移動平均線での投資判断の難しさがわかります。 | |
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| しかし、そうした弱点がある反面、「移動平均線は大相場に強い」といわれています。下のチャート(2000年10月〜2001年6月)のように大きなトレンドが存在する場合には、多少の時間のズレを吸収してもなお、収益を狙うことが可能になる、というわけです。 | |
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本稿はテクニカル分析に関する一般的な考え方を紹介するもので、新生銀行がこの投資手法を推奨したり、また特定の金融商品を勧誘・推奨するものではありません。株式、債券、金利、為替、REIT等、マーケットの変動がその価格等に影響を及ぼす金融商品を購入する際は、必ず個別金融商品を説明するページをご覧・ご確認いただき、マーケットの動向以外に、各金融商品にかかる固有のリスクや各種手数料についても十分ご確認いただいた上でご判断ください。 |
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