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ドル安・円高が止まらず、23日にはついに一時105円割れとなった。 ただ、この23日は、今回の円高が始まってから153営業日目。 過去の円高基調では、基本的に150営業日前後でドルは「二番底」を確認してきた。 その意味では、円高の一幕終了は近い可能性があると個人的には思っている。 では、どんな形で円高は終了するのか。 今回は過去の円高・ドル安一段落における特徴を調べてみた。
23日のドルは、対円で長い「下ヒゲ」を作った。 ただ、過去の重要なドル底打ち局面では、必ずしも長い「下ヒゲ」が出たわけではなかった。 過去の重要なドル底打ち局面に基本的に共通するのは、短期間でのドル急反発。 それを今回に当てはめると、来週前半にかけて少なくとも108円半ば以上のドル高になっている必要がある。
23日のドルは、一時105円割れ、その後106円台半ばに反発して引けた。 この結果、1.5円程度もの、チャートでいう長い「下ヒゲ」を残した形となった。 長い「下ヒゲ」はドル自律反発局面に出やすいものだ。
たとえば、昨年8月17日に、ドルは一時狂ったように111.60円まで急落し、その後一転して113円超に急反発したことがあったが、この時の「下ヒゲ」はなんと2円を越えた。 結果的にこの8月17日のドル底値は、その後約3ヶ月も維持されたのである。
ただし、過去の重要なドル底打ち局面が、必ずしもこのような長い「下ヒゲ」を作ってきたわけではない。 たとえば、過去20年間における円高・ドル安基調の中で、それぞれドル一番底、二番底では、むしろ1円以上の長いドル「下ヒゲ」は確認されなかった。 その意味では、直後に「コツン」と底を打った感覚はなかったのかもしれない。
重要なドル反転局面に、基本的に共通していたのは短期間でのドル急反発。 具体的には5営業日以内で、終値ベースでは2%超、ザラ場では3%超のドル反発が起こることではほぼ共通していた。 つまり、ドルの底打ち、反転は、4−5日たつ中で結果的に確認されるケースが基本だったようだ。
さて、今回もそのルールで相場を見るなら、ドルは、来週前半にかけて108円半ば以上に反発するようなら、当面の底打ちが終わっている可能性が出てくる。 そうでなければ、まだ底値の模索が続くということになる。
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