特集

2010年5月作成
(2010年6月掲載開始)

オーストラリアドル「人気とその実力」

外貨の運用で高い人気を誇るオーストラリアドル(豪ドル)。一昨年の金融危機の影響で、一時は大きく値下がりしましたが、その後の順調な回復ぶりが、改めて注目を集めています。

豪ドルの強みを再度確認しながら、今後の展望を考えます。

(制作:新生銀行 キャピタルマーケッツ部)

株式、債券、金利、為替、REIT等、マーケットの変動がその価格等に影響を及ぼす金融商品を購入する際は、必ず個別金融商品を説明するページをご覧・ご確認いただき、マーケットの動向以外に、各金融商品にかかる固有のリスクや各種手数料についても十分ご確認いただいた上でご判断ください。

オーストラリアドル(豪ドル)の推移と出来事

オーストラリアドル(豪ドル)の推移と出来事

※月足チャート・出所:Bloombergのデータをもとに新生銀行作成

1990年代後半 通貨下落局面

  • アジア通貨危機(1997年)の影響などで、オーストラリアの景気が悪化
  • 政策金利の引き下げ(利下げ)
  • 豪ドルは、オールド通貨として敬遠される
  • 世界の投資マネーは、『ITブーム』に沸き、米ドルなどに向かっていた
    (高金利通貨や資源国通貨が下落)

景気対策(減税・雇用対策など)

2000年〜 通貨上昇局面

  • 景気対策の効果で、オーストラリアの景気が回復
  • 中国、インドの急成長、資源需要の高まりで資源価格が上昇
  • 継続的な政策金利の引き上げへ(利上げ)
  • 豪ドルは、好景気・高金利・資源国通貨として人気化
  • 世界の投資マネーは、サブプライムローンなどリスク資産に積極投資していた
    (高金利通貨や資源国通貨が人気化)

2007年〜 通貨下落局面

  • 継続的な利上げの影響で、住宅や個人消費が減速するなど、オーストラリア景気に陰り
  • 世界的な金融危機を受けて資源価格が大幅下落
  • 大幅な政策金利の引き下げ(利下げ)へ
  • 世界の投資マネーは、金融危機を受けて資金回収へ。豪ドルからも流出
    (高金利通貨や資源国通貨が下落)

景気対策(インフラ投資・住宅購入支援・給付金支給など)

2008年〜 通貨上昇局面入り?

  • 景気対策の効果や中国向けの輸出拡大で、オーストラリア景気が回復
  • 再び政策金利の引き上げへ(利上げ)
  • 世界的な金融緩和、中国の積極投資などで、資源価格が上昇
  • 豪ドルは、再び世界の投資マネーの注目を集めはじめる
  • 世界の投資マネーは、各国の金融緩和策の恩恵を受けて勢いを取り戻す
    (高金利通貨や資源国通貨が人気化)

●2010年5月以降、ユーロ問題や中国の金融引き締めの影響で投資マネーが縮小し、資源価格も下落。
  →豪ドルも調整を強いられる。

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  • ※この資料は、情報の提供を唯一の目的としたもので、特定の金融商品取引の投資勧誘・奨励を目的としたものではありません。
  • ※この資料に述べられている見通しは、新生銀行 キャピタルマーケッツ部が提供するマーケット情報であり、弊行の売買・ポジション等に関する方針等を示すものではありません。
  • ※この資料は公に入手可能な情報・データに基づくものですが、弊行がその正確性・完全性を保証するものではなく、その内容を随時変更することがあります。
  • ※この資料に述べられている見通しは実際の市場動向とは異なる可能性があり、今後の推移を弊行ならびに執筆者が約束するものではありません。
  • ※金融商品取引を検討される場合には、別途当該金融商品の資料を良くお読みいただき、充分にご理解されたうえで、ご自身の判断と責任においてお取引をなさるようお願いいたします。
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