為替・マーケット用語集

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アノマリー
  • ※外貨メール2007年1月9日掲載

2007年スタートですね。古くより「戌亥の借金、辰巳で返せ」と言い、亥年は相場の仕込みどころといわれます。定期的・周期的、あるいはジンクスのようなものが相場にも存在する?ということでしょうか。

新生銀行 アノマリーとは何でしょうか?
松田氏 例えば、「12月の株価は安く、逆に1月の株価は高い」というような「はっきりとした理論的には説明は出来ないが、マーケットでは経験則上そのような動きをする。」ということをアノマリーと言います。
新生銀行 アノマリーによると今年はどんな年になりそうですか?
松田氏 中間選挙の年を安値に、大統領選挙の年に向かって上昇する、“大統領サイクル”もアノマリーの一つで、これによると、「昨年2006年が、米国中間選挙の年ですから、昨年を安値にして、現在は2008年の大統領選挙に向けて、米国の株価は上昇サイクルにある」ということになります。傾向はあるのでしょうが、必ずそうなるとは断定できません。
新生銀行 年初めに松田さんの2007年のマーケット予想をお願いします。
松田氏 アノマリーとは関係なく、個人的には、株価は堅調、特に日本株は上昇と見ています。株価上昇の要因はインフレによります。世界の株式市場を見ると「株高傾向=インフレ傾向」です。為替に関して言えばグリーンスパン前FRB議長が、米国のインフレ懸念から米ドル安に推移することを示唆していることから「円高米ドル安」になるのではないでしょうか。今年は 日銀がいつ利上げをするかに注目ですね。
松田 哲 氏
三菱信託銀行本店国際資金為替部にて、外国為替、国際資金業務のエキスパートとして活躍。 三菱信託銀行より、米国ファースト・インターステート銀行に転職。 その後、仏国パリバ銀行、クレディ・スイス銀行、オーストラリア・コモンウェルス銀行のチーフ・ディーラーを歴任。 東京外国為替市場委員会委員。 直筆による新刊「FXで稼ぐ人はなぜ「1勝9敗」でも勝つのか?」発売中。

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