為替・マーケット用語集

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G7
  • ※外貨メール2007年4月16日掲載

日本時間14日(日)未明、まだ記憶に新しい2月末の「世界同時株安」以降初のG7開催ということで、市場関係者の注目が集まりました。一夜明けて相場は開催前に引き続き、緩やかな円安傾向を維持しているようです。

新生銀行 G7誕生の逸話などはあるのでしょうか?
松田氏 従来、各国は自国の金融・経済に関して独自に政策を決定、実施していました。しかし、世界経済の発展や自由化、情報の共有化で各国経済が相互に影響を与え、自国だけの独自政策では有効に働かない状況も出てきました。そういったことに各国が協調して対応しようと考えて集まったのが、この会合の目的です。
新生銀行 G7の歴史について教えてください。
松田氏 G7は“Group of Seven”、G7会合は“Conference of Ministers and Governors of the Group of Seven”の略称です。7ヵ国とは日本、米国、ドイツ、英国、フランス、イタリア、カナダを指し、先進7ヵ国の財務相と中央銀行総裁が、世界経済などに関して話し合う国際会議がG7です。原則として年3回開催され、会議の結果は外国為替市場や国際金融市場に大きな影響を与えるので、市場参加者は注目します。
新生銀行 歴史に残るG7とは?
松田氏 何と言っても1985年9月の「プラザ合意」ですね。ニューヨークのミッドタウンにある一流ホテル「プラザ・ホテル」で行われた、為替レートに関する合意のことです。当時米国は巨額の貿易赤字と財政赤字の対応に苦慮し、特に対日貿易収支の不均衡を是正するため「ドル安円高政策」をとりました。このドル安円高政策を有効にするために、“協調介入を行なう”ということで各国(当時はまだG5)が合意したのです。この「プラザ合意」は週末に行われ、当日のうちに発表。1米ドル=235円であった米ドル/円レートは、翌日(月曜日)に1日(24時間)で約20円も下落(円高が進行)しました。
松田 哲 氏
三菱信託銀行本店国際資金為替部にて、外国為替、国際資金業務のエキスパートとして活躍。 三菱信託銀行より、米国ファースト・インターステート銀行に転職。 その後、仏国パリバ銀行、クレディ・スイス銀行、オーストラリア・コモンウェルス銀行のチーフ・ディーラーを歴任。 東京外国為替市場委員会委員。 直筆による新刊「FXで稼ぐ人はなぜ「1勝9敗」でも勝つのか?」発売中。

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