為替・マーケット用語集

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ロングポジション
  • ※外貨メール2007年6月25日掲載

先週、約4年半ぶりに米ドル/円相場が124円台に乗りました。円預金の金利が低いので、金利目当てで外貨投資をする人も多いのではないかと思いますが…。

新生銀行 ロングポジションとは、どういう状態のことですか?
松田氏 外国為替取引の場合、思惑で値段が上がるだろうと考えた外貨を買って、保有している状態のことを「ロングポジション」と言います。 具体的には、米ドル/円の取引で“米ドルの買いから入り、円を売っている状態”を指します。 反対に“米ドルの売りから入り、円を買っている状態”のことを「ショート」、「ショートポジション」と言います。
新生銀行 “ロング”と呼ばれる所以とは?
松田氏 英語で“何かが足りている、十分にある、何かを保有している状態”をロング、“何かが足りない、不足している、何かが欠落している状態”をショートと言います。
新生銀行 金曜日にポジションを解消、翌月曜日には買い持つ動きがあると聞きますが、曜日や時間によってロングが入りやすい傾向はあるのでしょうか?
松田氏 重大な事件やニュースは為替相場に影響を与えます。 しかし、この動きが週末に起こった場合、土曜・日曜日は外国為替市場が開いていないため、稀に週明けの取引が前週金曜日とは全く違う水準で始まります。 このリスクを回避するため、金曜日のうちに保有ポジションの反対売買を行い、一旦クロージングする動きが起こります。 週末に動きがなければ、通常、前週金曜日のニューヨーク市場終値とほぼ同じような水準で始まり、そこで改めてポジションを取ろうとする動きが起こります。 現在は外貨高の傾向がありますから、月曜日に外貨買いが起こりやすい状況です。
松田 哲 氏
三菱信託銀行本店国際資金為替部にて、外国為替、国際資金業務のエキスパートとして活躍。 三菱信託銀行より、米国ファースト・インターステート銀行に転職。 その後、仏国パリバ銀行、クレディ・スイス銀行、オーストラリア・コモンウェルス銀行のチーフ・ディーラーを歴任。 東京外国為替市場委員会委員。 直筆による新刊「FXで稼ぐ人はなぜ「1勝9敗」でも勝つのか?」発売中。

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