2007/10/30
お金を増やす方法
「出て行くお金を減らす」編
菅野 泰裕
日常の生活において、お金を増やすにはどのような方法があるでしょうか?とお聞きすることがあります。それは、お金を増やすには「入ってくるお金を増やす」「出て行くお金を減らす」「今あるお金を運用して増やす」この3つの方法があるからです。この中で、収入を増やすことが簡単にできれば苦労はありません。年金問題もまだまだ払拭されていません。だからこそ、資産運用に積極的に取り組む必要があると思うのです。ただ最近、税負担の上昇によって手取り収入が減ってきていること を相談されるケースも多くあります。このような場合、以下のような事柄をご案内しています。
税務のプロも活用する、個人年金保険料の非課税枠
給与所得者の場合は、自ら確定申告をする自営業者の方と違って節税手段が限られています。そんな中、民間の個人年金保険を利用していない人は検討の余地があると思います。所得税で年間最大5万円、住民税で3.5万円が非課税になります。これは、総額からすればたいしたことはないようにも思えますが、この分によって減額される税金・社会保険料の合計を年間の掛け金で割ると、その効果は年利15%〜18%相当になってきます。税務署の職員は給与所得者ですが、殆どの方はこの個人年金保険に加入して税負担を抑えているそうです。その道のプロの方がやっていることは私達も参考にしたいものです。ましてや、投信商品でもこれだけの利回りが毎年確実に続くものはそうそうないと思います。
せっかくの所得控除も…
自営業者の場合は、小規模企業共済や国民年金基金なども検討の余地がある と思います。共に、掛け金の全額が所得から控除されますので、課税所得を下げるのに効果は大きいと思います。難しいのは、確かに所得控除によって税金や社会保険料は減りますが、その軽減された分をこまめに計算して貯金できればいいのですが大概は使ってしまうということです。そうなった場合、投信などの運用商品ほどの利回りは期待できませんので、預けた金額分くらいしか溜まらなかった、ということになります。逆に、利回りに期待するよりも、税や社会保険料を少しでも削減しておきたい、とお考えの方には向いているのではないでしょうか?運用に関しては、人それぞれ環境も違えば考え方や価値観も違います。それぞれのケースに応じて取捨選択されると宜しいのではないでしょうか。
