外国為替証拠金取引(FX)は、少額の証拠金で、その差し入れた証拠金を上回る金額の取引を行うことができ、大きな利益が期待できる反面、通貨の価格変動によっては大きな損失が発生する可能性があります。また、その損失額は、差し入れた証拠金を上回り、不足金の差し入れが必要となる場合があります。お取引に際しては新生銀行FX契約締結前交付書面・新生銀行FX取引ルールを必ずご確認いただき、その内容をご理解のうえご自身の判断と責任において行ってください。詳しくはこちらをご確認ください。

2016年1月からの個人番号(マイナンバー)制度の開始に伴い、FX口座の開設手続きには個人番号のお届出が必要です。必要書類は下記リンクをご覧ください。

ロスカット

ロスカット

ロスカットとは、損失が拡大しないように証拠金維持率が一定水準を割り込んだ時点で保持しているポジションを自動的に清算することです。

新生銀行FXでは損失の拡大を防ぐうえで証拠金維持率(証拠金維持率=純資産÷必要証拠金)が一定水準(ロスカット水準)を割り込んだ時点で保持しているポジションの全てを自動的に 清算するシステムを採用しています。

証拠金維持率は、取引画面の口座情報に、自動的に計算され表示されます。

お客さまは一定の範囲内でロスカット水準を設定いただけます。ただし、選択されたレバレッジコースに応じて設定可能範囲が異なります。詳しくは以下、「新生銀行FXにおけるロスカットについて」をご覧ください。

証拠金と証拠金維持率について

計算式

証拠金維持率=純資産÷必要証拠金
純資産=受入証拠金+未決済建玉評価損益+入出金予定額+未受渡売買損益+未受渡スワップポイントの合計金額

証拠金の計算例

為替レート(米ドル/円)100円のときに、10,000米ドルの買い注文をした場合は10,000米ドル×100円=100万円の取引となります。

  • レバレッジ10倍の場合は、10万円(取引金額の10%)が必要証拠金となります。
  • レバレッジ25倍の場合は、4万円(取引金額の4%)が必要証拠金となります。

証拠金維持率の計算例

その後、為替レート(米ドル/円)が99円となった場合の時価は、10,000米ドル×99円=99万円です。

99万円−100万円=▲1万円が未決済建玉評価損益となります。

  • レバレッジ10倍の場合は、受入証拠金(10万円)+未決済建玉評価損益(▲1万円)=9万円が純資産(※)となります。
  • レバレッジ25倍の場合は、受入証拠金(4万円)+未決済建玉評価損益(▲1万円)=3万円が純資産(※)となります。
  • レバレッジ10倍の場合は、純資産(9万円)÷必要証拠金(10万円)=90%が証拠金維持率となります。
  • レバレッジ25倍の場合は、純資産(3万円)÷必要証拠金(4万円)=75%が証拠金維持率となります。
  • 上記例においては純資産を「受入証拠金」+「未決済建玉評価損益」にて算出しております。

証拠金維持率(ロスカット水準50%の場合のイメージ図)

証拠金維持率
  • レバレッジ25倍コースでは、取引日終了時点の評価(米国夏時間の場合は、AM 05:55(東京時間)、米国冬時間の場合はAM 06:55(東京時間))で証拠金維持率が100%を割り込んでいる場合、追加証拠金が発生します。原則、毎取引日の取引時間終了時点に属する日のPM 06:00までに、その下回った額以上の証拠金を入金するか、あるいは建玉の全部又は一部を決済し、追加証拠金(追証)を解消する必要があります。なお、所定の期限までに追加証拠金(追証)が解消されない場合は、全建玉が強制的に決済されます。

ロスカットが執行される為替レートの計算例について

例えばロスカット水準50%を選択したお客さまは証拠金維持率が50%を下回るとロスカット対象となります。1万米ドルの買い注文(米ドル/円=100円)をする場合でロスカットが執行される米ドル/円為替レートを計算してみましょう。

証拠金40,000円で買い注文の場合の計算例

未決済建玉評価損益

1万米ドル(取引通貨単位)×98円(為替レート)
=98万円

98万円−100万円(1万米ドル×100円)=▲2万円

純資産

4万円(受入証拠金)+▲2万円(未決済建玉評価損益)=2万円

証拠金維持率

2万円(純資産)÷4万円(必要証拠金)=50%

買値から2円超円高となると証拠金維持率が50%を下回るのでロスカット対象となります。

証拠金100,000円で買い注文の場合の計算例

未決済建玉評価損益

1万米ドル(取引通貨単位)×95円(為替レート)
=95万円

95万円−100万円(1万米ドル×100円)=▲5万円

純資産

10万円(受入証拠金)+▲5万円(未決済建玉評価損益)=5万円

証拠金維持率

5万円(純資産)÷10万円(必要証拠金)=50%

買値から5円超円高となると証拠金維持率が50%を下回るのでロスカット対象となります。

  • 上記例においては純資産を「受入証拠金」+「未決済建玉評価損益」にて算出しております。

資金を多くすることで、ロスカットまでの値幅に余裕を持たせられます。

お預けいただく資金の量だけでなく、ポジションの総数を増減することで、ロスカットまでの値幅をお客さま自身でコントロールすることが可能です。

新生銀行FXにおけるロスカットについて

選択のコース及び選択のロスカット水準によって異なります。(口座開設当初は「レバレッジ25倍コース・ロスカット水準50%」または「レバレッジ10倍コース・ロスカット水準40%」が設定されます。)

ロスカット水準の設定可能範囲

  • レバレッジ25倍コース
    50〜95%[5%刻みの任意設定]
  • レバレッジ10倍コース
    40〜95%[5%刻みの任意設定]
  • レバレッジ5倍コース
    20〜95%[5%刻みの任意設定]
  • レバレッジ2倍コース
    20〜95%[5%刻みの任意設定]
  • レバレッジ1倍コース
    20〜95%[5%刻みの任意設定]

証拠金維持率(純資産÷必要証拠金)が上記設定の水準を下回った場合、お客さまの建玉が全て決済されます。

純資産=受入証拠金+未決済建玉評価損益+入出金予定額+未受渡売買損益+未受渡スワップポイントの合計金額

【ロスカットの判定例 (ロスカット水準50%で設定した場合)】
純資産 ÷ 建玉必要証拠金 < 50%

ロスカットに関する注意事項

  • ロスカットの判断となる純資産の評価は一定間隔で行っておりますので、リアルタイムで時価評価する場合に比べ、ロスカットが執行されるまでにタイムラグが生じ、取引レートが急激に変動したときなどは、お客さまの損失が拡大する可能性があります
  • 値動きが激しい場合や、週が変わるときなどに、ロスカット水準を大きく割り込み、大きな損失が発生する場合があります。また、証拠金維持率が0%を下回り、受入証拠金が0になるとともに、追加で不足金の支払いが必要となる場合もあります。
取引ルールについて