| 前項では、家の賃貸と購入について、コスト面から考えてみましたが、それ以外にライフプラン面からも考えることが必要ではないでしょうか?
ライフプラン面から考える場合、賃貸の方が適する人と購入の方が適する人について、いくつかポイントがあります。 |

たとえば、転勤族の人、今後のライフプランが定まっていない若い人、自由なライフスタイルを好みローンに縛られたくない人などであれば、賃貸の方が自由に住み替えができるのでよいのではないでしょうか。また、将来親との同居を考えている人は、同居するまでの間、賃貸の方がよいのではないでしょうか。
賃貸を一生涯続けていこうという人は、将来の老後において家賃の支出分を十分考慮し、購入(持ち家)の人に比べて、老後のお金を厚めに用意しなければなりません。そのため、より計画的な貯蓄や年金作りに注意を払うようにしましょう。
また、当面は賃貸を続け、ある程度の年齢(40歳過ぎ)になってから購入を考える人は、住宅資金に老後資金、さらには子どもの教育資金の3つが重なることがあるので、より厳密なマネープランが必要になります。 |

たとえば、転勤族ではなく腰を落ち着けて生活したい人、子どもの養育環境を整えたい人、家族のライフプランが早くから明確になっている人であれば、購入を考えてもいいのではないでしょうか。特に子どもがいる家庭では、ファミリー向けの値頃な広い賃貸物件は少ないため、ニーズにあったものを探すのが非常に難しい場合もあります。この傾向は都心になればなるほど強くなっているようです。
実際に、家を購入する場合には、ライフプランの明確化と共に、マイホーム物件とマイホーム資金のチェック項目をよく検討しましょう。 |
マイホーム物件については、
(1) 駅や主要道路からのアクセス、
(2) スーパーや商店街・病院などの周辺環境、
(3) 子どもの養育施設(学校、保育所、公園…)、
(4) 土地の利用状況(戸建ての場合、法律上の確認)、
(5) 物件の信頼性や魅力
(欠陥住宅への注意、住宅保証制度、間取り、採光や通風、設備や仕様…)
などをしっかりとチェックすることが大切です。
また、マイホーム資金については、
(5) 頭金の準備、
(6) 住宅ローンの組み方、
(7) 購入後のコスト(税金、管理費用、修繕費用…)
などをしっかりとチェックすることが大切です。その中でも住宅ローンの組み方については、返済面の安全性を考慮して、ゆとりを持つようにしましょう。 |