マーケット情報(経済)
株価の推移

インド SENSEX指数 (1997年末〜2007年末)

出所:ブルームバーグのデータをもとに新生銀行が作成

門倉 貴史氏

BRICs経済研究所 門倉 貴史氏

インド経済は、個人消費の拡大や先進諸国からの直接投資の流入などによって、9%前後の高成長が続いている。2008年も個人消費や対内直接投資、外資を呼び込むためのインフラ投資の拡大によって、引き続き高い経済成長を実現することが見込まれる。
高成長が続くなかで、株式市場も活況を呈している。2007年後半には、米国との民生用原子力協力協定をめぐって与党連合と左翼政党が対立、政情不安が高まって株価が一時的に調整する場面もあった。しかし、左翼政党が譲歩したため混乱は終息、現在、政情は安定を取り戻している。
ムンバイ証券取引所のセンセックス株価指数は、現在20,000ポイントを超えて過去最高値圏にある。これまで株価が急ピッチで上昇してきたため、企業収益からみた株価の割安感は薄れつつある。インドの株価が短期的にさらに大きく上昇する余地は小さくなってたが、好調なファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)を反映して、中長期では株価の上昇トレンドが継続するとみられる。(2008年1月7日現在)

HSBC

HSBC投信

2008 年のインド経済は高成長が続くものの成長速度はやや鈍化すると見ている。最大の資本供給国であり最大の輸出先でもある米国経済が減速する可能性や、国内の金融引締め策が奏効し経済がソフトランディングに向かっていること等によるもの。その結果、企業利益成長率は10〜15%程度の伸びに、また実質GDP(国内総生産)成長率は+8.5%程度に落ち着くものと見られる。インフレ率は現状3%台後半と落ち着いているものの、マネーサプライ(M3、通貨供給量)は2007 年11 月末時点で前年同期比+23.0%と高水準にあり、過剰流動性懸念は払拭されていない。このため、2008 年のインド経済は、遅れているインフラ整備のため必要な海外からの資本流入を確保しながら、国内の流動性を必要以上に増やさないため、政府の適切な財政金融政策が期待されている。(2008年1月7日現在)

JPモルガン・アセット・マネジメント

JPモルガン・アセット・マネジメント

実質GDP成長率が予想を上回り、企業業績見通しも上方修正が続くなど、インド経済はマクロ・ミクロの両面で堅調な伸びを示している。しかし、短期的には世界経済の減速懸念を受けて、特に足元で株価が大きく上昇した銘柄は、海外投資家によるさらなる利益確定売りに見舞われる可能性がある。インフラ及び内需に関連した資本財・サービス、金融、電気通信サービス、公益事業といったセクターに投資機会があると考える。(2008年1月8日現在)

フラトン・マネジメント

フラトン・マネジメント

2008年の実質経済成長率は引き続き投資、消費、アウトソーシング(外部委託)、トリクルダウン効果(社会の上層部に富が集まると、その波及効果で社会の下部層も潤うという効果)といった経済成長を牽引するキーワードにより約8.5%から9%で推移するのではないかと見ている。経済成長の上昇は貯蓄や投資における傾向(過去5年間拡大)にもとづいた生産性の向上によってもたれらされている。全ての成長の牽引役において投資家は先行きを強気に見ている。現在のインフラの不足状況と、多くの基幹産業における90%以上の設備稼働率などから、急速な投資の成長は今後も継続するのではないかと考えている。インドの株式市場のパフォーマンスは過去3年間にわたる企業部門の収益の増加によって維持されるのではないかと見ている。(2008年1月8日現在)

UTI

UTI

2008年の株式市場は国内外の投資家にとって引き続き魅力的な市場となるだろう。特に米国の景気減速懸念など、世界の出来事により価格変動性が高まる局面もあるが、インド経済の堅調なファンダメンタルズにより市場は回復するであろうと考えている。インドは堅調な消費とインフラの成長と米国に依存しない貿易のパターンにより世界の景気減速懸念の中でも希望が持てる市場になるのではないかと考えている。
海外機関投資家(FII)登録は増加しており、年金基金のような長期投資家もインドへの投資割合を増加している。これらの要因によりインドの市場は世界の景気減速懸念に影響されにくいのではないかと考えられる。

インドの株式市場のPER(株価収益率)は20倍程度、またセンセックス指数の今後2年の収益成長率は18%程度を予測している。現在の株価収益率は適当な水準であるとは思うが、FIIの資金流入が確認されただけでもさらに上昇するのではないかと見ている。企業収益はさらに増加し、中長期的な見通しについても明るいと見ている。(2008年1月8日現在)

※本資料は、執筆者のマーケットに対する考え方を紹介するもので、新生銀行が特定の金融商品の売買を勧誘・推奨するものではありません。本資料は情報提供を目的としたものであり、新生銀行の投資方針や相場観等を示唆するものではありません。ご投資される際は、お客さまご自身の責任と判断でなさるようお願いいたします。

新生銀行で取り扱っているインドに関するファンド

新生・UTIインドファンド

HSBCインドオープン

新生・フラトンVPICファンド

JPM・BRICS5ファンド(愛称:ブリックス・ファイブ)

新興国マーケット展望TOPへ

ページ上部へ戻る

戻る

投資信託一般について

  • 投資信託をご購入の際は「目論見書(目論見書補完書面を含みます)」の内容をご確認の上、お客さまご自身でご判断ください。
    ※目論見書(目論見書補完書面を含みます)は、新生パワーダイレクトや店頭でご覧いただけます(ネット専用ファンドの目論見書(目論見書補完書面を含みます)は新生パワーダイレクトでご確認ください)。郵送でもお届けします。資料請求はこちらから
  • 投資信託は預金等とは異なり、預金保険の対象ではありません。また銀行でご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の対象ではありません。
  • 投資信託は預金等とは異なり、元本保証および利回り保証のいずれもありません。したがって過去の運用実績は、将来の運用成果を約束するものではありません。
  • 投資信託は以下のリスク等により、元本を割り込むことがあります(基準価額の変動リスク)。運用の損益はすべて投資信託をご購入のお客さまに帰属します。
  • 「価格変動リスク」株式、公社債など値動きのある有価証券を組入れて投資することによる収益変動をいいます。
  • 「為替変動リスク」日本以外の外国の株式や公社債などを組入れ有価証券などとして投資を行う場合、為替相場の変動の影響による収益変動をいいます。
  • 「発行者(あるいは保証会社)の信用リスク」組入れ有価証券の発行者(あるいは保証会社)の経営・財務状況の変化およびそれらに関する外部機関の評価の変化その他の信用状況の変化等の影響に基づく基準価額の変動による収益変動をいいます。
  • 投資信託には以下の通りお客さまに直接、または間接的にご負担いただく手数料や費用があります。
    ※各種数値は2008年6月24日現在、新生銀行で取扱中の商品におけるそれぞれについての最大値を明記しています。 商品ごとに手数料や費用は異なりますのでお申し込みの際は必ず目論見書(目論見書補完書面を含みます)でご確認ください。
    お申し込み時…申込手数料(最大3.15%)がかかります。
    運用期間中…信託報酬または管理報酬(最大年率3.0%)やその他信託期間中に発生する費用(監査費用、成功報酬、投資先ファンドにかかる費用等)がかかります。
    換金時…信託財産留保額(最大1.0%)や買戻し手数料(最大3.0%)がかかります。
    上記手数料等の合計額については、お客さまがファンドを保有される期間等に応じて異なりますので、表示することができません。
  • 投資信託の換金時には、換金お申し込み制限期間が設定されているものがあるほか、換金に際して所定の手数料や信託財産留保額などのコストがかかるもの、換金までに相当の期間がかかるものもあります。
  • 投資信託の募集・お申し込み等のお取り扱いは当行、設定・運用は投信委託会社、信託財産の管理等は信託銀行が行います。
  • 投資信託の解約については、クローズド期間中の解約はできません。
  • 新生銀行での国内籍投資信託の換金方法は解約請求のみであり、買取請求は行っておりません。
  • ファンドの分類は、各ファンドの運用方針をもとに新生銀行が独自に行ったものです。
株式会社新生銀行 (登録金融機関 関東財務局長(登金)第10号 
加入協会 日本証券業協会、(社)金融先物取引業協会)