1.ブル・ベア型ファンドとはどんなファンド?
 >>> コラム:レバレッジとは
2.ブル・ベア型ファンドの種類
3.ブル・ベア型ファンドの活用方法
 A) レバレッジの大きいブル・ベア型ファンドをつかって、比較的少ない投資額でハイリターンを狙う
 B) ベア型ファンドを使って、下落局面でリターンを狙う
 C) 通常のファンドにベア型ファンドを組み合わせて、リスクヘッジ
4.「セレクト・ファンド」 はスイッチングによって臨機応変な対応が可能
5.どのような投資家に向いているか
6.ケーススタディ
 A) 成功編: 相場見通しが重要です
 >>> 上級者向けコラム:レバレッジをかけたブル・ベア型ファンドは、もみ合い相場に弱い?
 B) 失敗編その1: ベア型ファンドをはじめてそのまま放置
 C) 失敗編その2: ブル型とベア型のファンドを同時に両方購入

投資信託は、価格の変動等により損失が生じるおそれがあります。またお申し込み・保有・解約に当たっては所定の費用がかかります。

3    ブル・ベア型ファンドの活用方法
A)レバレッジの大きいブル・ベア型ファンドを使って、比較的少ない投資額でハイリターンを狙う
 株式や債券、為替相場の見通しに基づいて、レバレッジの大きいブル・ベア型ファンドを購入することによって、株式や債券、為替相場の騰落に賭けることで投機的な投資を行うことが可能です。上昇相場の中においては、レバレッジが2倍のブル型ファンドは、図2のような変動をし、大きなリターンを得ることができます。
<(図2)『上昇相場』における基準価格の推移(イメージ)>
(図2)『上昇相場』における基準価格の推移(イメージ)
 反対に、下落相場においては、レバレッジが2倍のブル型ファンドは、図3のような変動をし、損失が大きくなりますので、注意が必要です。
<(図3)『下落相場』における基準価格の推移(イメージ)>
(図3)『下落相場』における基準価格の推移(イメージ)
B)ベア型ファンドを使って、下落局面でリターンを狙う
 通常の運用手法によるファンドの場合、相場の下落局面において損失がでてしまいますが、ベア型ファンドを活用すると、図4のように下落局面でリターンを得ることが可能になります。
<(図4)『下落相場』におけるベア型ファンドの基準価額の推移(イメージ)>
(図4)『下落相場』におけるベア型ファンドの基準価額の推移(イメージ)
C)通常のファンドにベア型ファンドを組み合わせて、リスクヘッジ
 ブル・ベア型ファンドを上手く使いこなすことで、一般的なファンドの組み合わせだけでは出来ないような投資が出来るようになります。例えば、既に株式投信を保有している場合、相場の先行きが不透明だと考える場合には、ベア型ファンドを購入して、株式相場が下落しても損失を回避することが可能になります。(図5参照)
<(図5)インデックスファンドとベア型ファンドを同金額購入した場合の損益イメージ>
(図5)インデックスファンドとベア型ファンドを同金額購入した場合の損益イメージ
※取引コストは考慮しておりません。
 また、外国債券に投資をするファンドを保有している場合に、為替ベア型ファンドを購入することによって、為替リスクのみを相殺することも可能になります。
4    「セレクト・ファンド」 はスイッチングによって臨機応変な対応が可能
<ブル・ベア型ファンドでのセレクトファンドの仕組み例>
ブル・ベア型ファンドでのセレクトファンドの仕組み例
 セレクトファンドとは、複数のファンドが一つのグループになっていて、その中からセレクト(選択)して投資をする仕組みのファンドです。
 例えば、ブル型ファンド、ベア型ファンド、安定的ポートフォリオという3つのファンドがセレクトファンドとして一つのグループである場合、ブル型ファンドを購入した後、「スイッチング」を利用して、ブル型ファンドを売却して安定的ポートフォリオに乗り換えることが出来ます。その時に、安定的ポートフォリオの購入手数料を無料にしたり、割安な手数料とすることで、単純にブル型ファンドを売却して新たに安定的ポートフォリオを購入するよりも、コストを抑えた投資ができるというメリットがあります。そのため、セレクトファンドは、取引コストを抑えながら相場状況に臨機応変に対応するのに適しているファンドといえます。
5    どのような投資家に向いているか
 ブル・ベア型ファンドは、一般的な投資信託に比べると、やや複雑な仕組みのファンドです。投資をする際には、対象となる指数がどのような動きをした場合に、基準価額がどのように動くのかといったイメージを持って投資をされるのが良いでしょう。また、短期間の投資を前提としている商品であると考えられます。したがって、ある程度の投資経験があり、相場の先行きに対する予測を立てて運用が出来るような投資家の方にふさわしいファンドであると言えるでしょう。

 これまでにお話ししてきましたように、ブル・ベア型ファンドはその特徴をしっかりつかんでおけば、 (1)レバレッジによる比較的少額でハイリターンを狙える投資、(2)下落相場における収益チャンス、(3)他の金融商品と組み合わせたリスクヘッジの手段を個人投資家に与えてくれる非常に使い勝手の良いファンドです。さらに、セレクトファンドはスイッチングに手数料がかからないので、ブル型ファンドとベア型ファンド、短期資金で運用するファンド間のスイッチングを利用して、短期的な売買を行うことも可能です。

 色々な情報を活用しながら、自分の考える投資に必要なファンドかどうかを検討して、投資することが肝要となります。
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・本資料は情報提供を目的としてモーニングスターが作成したものであり、新生銀行の投資方針等を示唆するものではありません。
・ご投資される際は、ご自身の責任と判断で行ってください。