はじめての資産運用
2007年9月10日作成

FPのリスクコントロール術

株式、債券、金利、為替、REIT等、マーケットの変動がその価格等に影響を及ぼす金融商品を購入する際は、必ず個別金融商品を説明するページをご覧・ご確認いただき、マーケットの動向以外に、各金融商品にかかる固有のリスクや各種手数料についても十分ご確認いただいた上でご判断ください。

投資しただけで安心していませんか?

刻一刻と資産配分は崩れていく。

ポートフォリオを見てみると特定の資産クラスに偏ってしまっていたり、資産クラスの中でも特定の国や地域、通貨に資産配分が偏ってしまっていることがよくあります。その原因としては、ほとんどの投資家はそれぞれの資産を別々の時期に購入することが多いため、配分が偏っていても気付きにくいという点があります。当然、購入後に途中で買い増したり、一部を解約したりしていればなおさらです。

(1) 資産配分の見直し
保有している資産の価値(時価)は常に変動していますし、途中買付、一部解約などによっても資産配分は変わってしまいます。またドルコスト平均法のように積み立てで購入している場合にも資産配分は常に変動します。このように配分は時間の経過とともに様々な要因によって変動しますから、定期的(少なくとも1年に1回)に資産配分の見直しをするのがベストです。

(2) リバランス(再配分)
リバランスとは、まさに「バランスを取り直す」作業のことですが、この作業の重要性についてはあまり知られていません。ただし、ここで注意したいのは、再配分にも何らかのコストがかかるということです。あまりにも頻繁にリバランスを繰り返すとコスト負担が重くなりますので、大きく配分が変わってしまったときや投資者自身のリスク許容度に影響するような環境変化(定年退職、子供の誕生、収入の大幅な増減)があったときなど、必要なタイミングで再配分をすればよいでしょう。


株式と債券に50%ずつ分散投資し、その配分を保つためにリバランスをした場合の具体例。

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おわりに

いかがでしたでしょうか。投資のプロ・アマを問わず、長期にわたって成功している投資家の多くはリスクコントロールの手法を身につけている人が多いのも事実です。そして、投資が上手くいっているときほどこのようなディフェンス面は見落とされがちです。皆さんもご自身の投資におけるリスクコントロールについて再点検してみてはいかがでしょう。

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1.4つのコントロール 2.下落時の3つの対処法 3.リバランスのすすめ

平下淳
ファイナンシャルプランナー(CFP)。平下淳FP事務所代表。
大手証券会社、外資系生保、独立系FP会社を経て2000年より独立。金融機関向け研修コンテンツ(講義・教材・Web素材等)の企画・製作業務を手掛ける。自らも年間200回を超える講義・講演を行う傍ら顧客向け情報発信も積極的に行っている。

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