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| 皆さん、こんにちは。今回は20代独身の方の、マネースキルアップを考えてみましょう。 | |||
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| まずは20代のお財布を覗いてみましょう。データは「世帯」で取っているため独身・既婚とも混じっていますが、少々驚きの結果ですね。 図表1は20代の貯蓄保有額の推移ですが、なんと、2003年は453万円! 思わず自分の預金通帳を隠した人もいるかもしれませんね。物価上昇もあるので単純な比較はキケンとはいえ、95年以降で見ても20代が貯める傾向にあって、しかも直近の2003年が一番貯めていることがわかります。堅実な20代が増えているということですね。 実はこのデータ、貯蓄がちょっとでもある世帯のみのデータです。現在、全年齢平均でも5世帯に1世帯が無貯蓄世帯になっている状態で、貯蓄がない世帯は含まれない点には注意が必要です。しかし、データを見る限り、少なくとも20代でも400万円くらいは貯められるといえます。 | |||
| <図表1 20代の貯蓄保有額の推移 (単位:万円)> | |||||||||||||||||||||||||||||
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| 資料:金融広報中央委員会「家計の金融資産に関する世論調査」 (注) データ始期は1963年 | |||||||||||||||||||||||||||||
| 別のデータでは、2002年の段階で「29歳以下」の世帯で平均370万円の貯蓄があります。これは年間平均収入の78.9%。つまり、年収の8割弱の貯蓄を持っているといえます。しかも、可処分所得(収入から税金や社会保険料を差し引いた分)のうち、26%もの黒字が出ていて、ストックも増やしている様子がわかります。 | |||
| <図表2 29歳以下の貯蓄残高と貯蓄年収比(2002年)> | ||||||||||||||
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| 資料:総務省「家計調査報告」 (注1)貯蓄残高・年間収入は「家計調査(貯蓄・負債編)」、黒字率・金融資産純増率は「家計調査(収支編)」による。 なお、計数はいずれも平均値。 (注2)貯蓄年収比=貯蓄残高/年間収入。 (注3)黒字率=黒字/可処分所得。黒字=金融資産純増+借入金純減+財産等純増。 (注4)金融資産純増率=金融資産純増/可処分所得。 | ||||||||||||||
| 図表3は貯蓄の中身です。預貯金などが65.5%、年金・保険が9.3%、有価証券が20.6%、財形などが4.6%。有価証券は株や債券ですので、保有資産の2割程度はリスクを取っている様子が伺えます。 | |||
| <図表3 20代の貯蓄の中身> | ||||||
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| | ■預貯金・信託 | ■年金・保険 | ■有価証券 | ■財形等 | | ||||||
| 資料:金融広報中央委員会「家計の金融資産に関する世論調査」 | ||||||
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| 20代の貯蓄状況を見てきましたが、ではこの世代にはどんなライフイベントがあるのでしょう。現在、平均初婚年齢が男性29.1歳、女性27.4歳(2002年)であることを考えても、大きなものとして結婚が挙げられます。あるいは、自己投資、資格取得、留学、海外旅行、マイカーを持つ、住宅取得、事業を起こす・・・などなど、それぞれ個々人ごとにライフイベントが想定されることでしょう。 そうしたライフイベントの裏づけとしてぜひやっていただいきたいのは、次の3つのSTEPです。 | |||
| (STEP1) ライフイベントを洗い出し、予算を立てましょう。 | ||
10年程度(長期で考えられる人はもっと長く立てるのはOK)のライフイベントを考え、その予算を立ててみましょう。 |
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| (STEP2) 「未来のために必要な貯蓄」としてまとめてみましょう。 | ||
ここで大事なことは、生活費の6カ月程度の予備費をまず一番に貯めること。老後はいくら貯めればいいかわからないでしょうから、月1万円程度でもとにかく積立をスタートさせるのがいいでしょう。毎月の積立額がかさんで無理があるなら、一部はボーナスで貯めましょう。 貯蓄プランが成り立たなければ、ライフイベントを見直すか、あるいは生活を見直す必要があります。車もできるだけ貯めて買うようにしたいですね。 |
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| (STEP3) 何で貯めるか、金融商品を選びます。 | ||
5年以内に使う予定のお金は、リスクを取らないもので運用しましょう。リスクを取るのは、5年超の使わない資金の一部にとどめることが大事です。 |
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| なかなか大変ですが、この表を作ればあとは実行あるのみです。この通りに貯めるのが厳しい場合は、再度、ライフイベントかあるいは家計の見直しが必要ですね。それでは、26歳男性Sさんからの具体的な相談を見てみましょう。 ケーススタディ: 「手取り年収350万円で貯蓄が60万円! 結婚資金はどう貯めればいい?」 (26歳独身男性Sさん) | |||
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