社会貢献活動の考え方

SBI新生銀行グループは、社会貢献活動を「SBI新生銀行グループの従業員が共感を持って参画できる、持続可能な社会の創出にポジティブなインパクトを与える活動」と位置づけ、積極的に取り組みます。

金融サービスを社会に提供する企業グループとして、社会の健全な発展がグループの存続基盤であることを自覚し、持続可能な成長・開発による社会の発展に貢献する「良き企業市民」としての役割を果たすとともに、支援先・協働先と能動的に連携した「価値共創」も目指します。

社会貢献活動におけるSBIグループとの連携

オレンジリボンキャンペーン

SBIグループは「児童虐待防止推進月間」の11月を「オレンジリボンキャンペーン」期間としています。SBI新生銀行グループも2022年度からこのキャンペーンに参加し、従業員にオレンジリボンサポートグッズの購入を働きかけ、主要な拠点にキャンペーンポスターを掲出しました。
また、児童虐待問題や社会的養護への理解を深めるために、公益財団法人SBI子ども希望財団と連携してオンラインセミナーを開催。参加者からは「児童虐待や里親について、知っているつもりになっていただけだった」「関心をもって現状を知り、自分に何ができるのか考えてみることが大切だと実感した」といったコメントが寄せられ、有意義な啓発の機会となりました。

チャリティ販売会~チョコっと食べて社会貢献~

SBI新生銀行グループは、一般社団法人AOHが運営する就労継続支援B型福祉事業所「CHOCOLABO(ショコラボ)」の協力によりチャリティ販売会を2019年から行っています。
2022年度はSBI新生銀行本社ビルに加え、SBIホールディングス本社ビルでも開催し、合わせて250名ほどが購入。クオリティの高いチョコレートを楽しみながら、社会貢献にもつながる機会とあって大盛況となりました。
いきいきと働く障がいがある方を応援する取り組みは、売り上げへの貢献だけでなく、就労の訓練機会の場も提供できることから、今後も定期的に開催する予定です。

SBI新生銀行グループの金融経済教育への取り組み

金銭基礎教育プログラム「MoneyConnection®」(以下、マネーコネクション)は、2006年に新生フィナンシャルがニート対策や若者支援で実績のある認定NPO法人育て上げネットと開発した独自のプログラムです。2012年度から当行グループで支援し協働して展開。主な対象は高校生で、若者の無業化予防を目指しています。一人暮らしの生活費予想で受講者の「お金」への関心を引き付けつつ、職業・雇用形態・月収・年齢などを設定したカードを使って「働く」ことをシミュレーション。「生きていくにはお金が必要」というシンプルなメッセージから、受講者それぞれの気づきを促します。
マネーコネクションが継続的に活用され「若者と社会をつなぐ」社会資源となるよう、さまざまな取り組みを進めています。自治体事業への採用をはじめとして、地域金融機関とも地域の若者支援組織の支援、従業員の参加を通じた地域との連携などの事例があります。
SBI新生銀行グループは、ますます期待される金融経済教育の領域において、
マネーコネクションの普及・発展を通じて積極的に貢献していきたいと考えています。