実際の金融犯罪例と対処法

しっかり知って、しっかり守る 実際の金融犯罪例と対処法

金融犯罪例
  • 1.フィッシング犯罪
  • 2.スパイウェア犯罪
  • 3.キーロガー犯罪
  • 4.暗証番号ののぞき見
  • 5.ATMでのなりすまし詐欺
  • 6.スキミング犯罪
  • 7.振り込め詐欺
  • 8.架空請求詐欺
  • 9.融資保証詐欺

6.スキミング犯罪とは?

キャッシュカードやクレジットカードの磁気記録情報を不正に読み出してコピーを作成し、使用する犯罪行為です。「スキミングカードリーダー(スキマー)」と呼ばれる装置を用いて情報を複製します。カードは取らず情報だけを盗むので、被害者はお金が引き出されるまで気づかないケースも多いようです。

被害にあわないためにはどうしたらよいの?

カードは手元から離さない
キャッシュカードやクレジットカードを他人に渡すことはもちろん、カードの入ったかばんは、離さず持っておくようにしてください。
暗証番号の管理には万全の対策をする
ロッカー、貴重品ボックスなど、銀行の取引以外で暗証番号を使う場合は、キャッシュカードの暗証番号を使わないようにしてください。また暗証番号がわかるようなメモや書類などをカードとともに携帯するなどしないでください。なお暗証番号は、生年月日、自宅住所、電話番号など、本人以外にも想定できるような番号にすることは絶対に避けましょう。
ATMのスキミングカードリーダー(スキマー)に注意する

最近では、ATMにスキミングカードリーダーを設置し、情報を抜き取ろうとするケースも見られます。スキミングカードリーダーは非常に巧妙に作られているので、よく注意して通常の挿入口以外にカードを射し込まないようにしましょう。

あなたにはわかりますか?ATMに設置されたスキミングカードリーダー 注意 これが「スキミングカードリーダー」です

スキミング犯罪が多発している海外では特に注意する
海外におけるスキミングカードリーダーは、非常に巧妙に作られています。海外でインターナショナルキャッシュサービスをご利用の場合は、帰国後、暗証番号の変更や利用限度額をゼロに設定することをおすすめします。

実際の被害ケース

「整体院でカード情報が盗まれた!」

マッサージを受けるため、整体院に入ったAさん。ここでは患者が暗証番号式のロッカーに荷物を預け、マッサージを受けることになっています。マッサージが終わり店を出たAさんは、数日後、身に覚えのない金額の引き出しがあったことに気づきます。なぜこんなことに?
その整体院では、従業員が暗証番号式のロッカーを勝手に開け、バックからキャッシュカードを入手。スキミングで情報を読み取った後、戻しておくという組織ぐるみの犯罪を繰り返していたのです。またここでは名前や生年月日を記入する「会員登録」を行っていました。生年月日などを暗証番号と同じ番号に設定するケースが多いことに目をつけた犯行でした。

この被害の特徴を確認しましょう

  • スキミングは短時間で行える
  • 容易に推測できる暗証番号を設定している
  • カード自体は盗まれていない