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住宅ローン金利推移にも新型コロナウイルスの影響が!動向を確認

新型コロナウイルス問題により、世界的に景気の見通しが難しくなっています。そこで、今後の住宅ローンの金利推移についても考えてみてはいかがでしょうか。新型コロナウイルスは住宅ローンの金利推移にどう影響するのかを考察してみましょう。

2020年の国債金利推移について

まずは、日本の国債の利回り(10年国債)の動きについて見ておきましょう。2020年の1月~2020年4月の金利はマイナス金利から0.06%台の間を推移しています。新型コロナウイルスの影響で景気の見通しもあまりよくないにもかかわらず、この期間の利回りがほとんど変わっていないのはなぜでしょうか。

これは、2020年3月16日に日銀が金融緩和強化策を決定したことが関係していると思われます。日銀の金融緩和では、資金を国債・債券市場などに流入させています。それにより、金利の安定が保たれているのです。なお、住宅ローンの中には国債の利回りと連動しているものが多くあります。

国債の利回りに連動している住宅ローン金利は、国債利回りが低い水準で動くと、同様に低い状態で推移します。金融機関によっては国債利回りと連動していない住宅ローンもありますが、国債利回に連動している住宅ローンの金利と大幅に違うわけではありません。そのため、こちらも低いままです。

参考)2020年1月~2020年4月の10年国債利回りの推移
出典:bloomberg

住宅ローンの金利はどう推移している?

先述した通り、住宅ローンの金利も国債利回りと同様に低水準のまま推移しています。日銀の金融緩和もあり、相当の好材料がない限り、現時点では国債利回りの上昇がほぼ見込めません。住宅ローンについても短期的に見ると、多少の上昇はあるかもしれませんが、長期的には下落もしくは据え置き傾向にあると見ておいた方がよさそうです。国債の利回りと連動していない住宅ローン(変動金利タイプ)についても同様に考えてください。

今後の住宅ローン金利推移をどう予測する?

今後の住宅ローン金利についてさらに詳しく見ていきましょう。2020年4月現在の日本国内の状況は、新型コロナウイルスの拡大で以下のような影響がでています。

  • 2020年夏の東京オリンピックの延期発表
  • 緊急事態宣言に伴う観光施設の閉鎖
  • 百貨店など商業施設の休業
  • 飛行機や新幹線、在来線など交通機関の減便 など

日本国内全体の経済活動が停滞しています。それゆえ、「住宅購入どころではない」というムードも漂っているのが現実でしょう。住宅ローン金利については新型コロナウイルスの問題が解決し、経済活動の活発化がみられるようになった後に変化すると予想されます。

今は住宅ローンを組むチャンス?金利推移をチェックしておこう!

いくら景気の見通しが良くないとはいえ、住宅ローン金利が低いまま推移するのならば、住宅購入のチャンスという見方もできます。もし、「今後住宅ローンを組みたい」と考えているのであれば、景気・金利関連のニュースをよくチェックするようにしておきましょう。

また、新型コロナウイルスの影響で各企業の業績予想も下方修正となるところが多くあります。住宅ローン契約をする際は、今後の自分の収入についても考えながら検討することがおすすめです。

田尻様
【執筆者】
田尻宏子(たじりひろこ)
・2級FP技能士
・証券外務員第一種

株式、債券、金利、為替、REIT等、マーケットの変動がその価格等に影響を及ぼす金融商品を購入する際は、必ず個別金融商品の商品説明書等をご覧・ご確認いただき、マーケットの動向以外に、各金融商品にかかる元本割れなどの固有のリスクや各種手数料についても十分ご確認いただいた上でご判断ください。

本稿は、執筆者が制作したもので、新生銀行が特定の金融商品の売買を勧誘・推奨するものではありません。

  • ・本資料は情報提供を目的としたものであり、新生銀行の投資方針や相場観等を示唆するものではありません。
  • ・金融商品取引を検討される場合には、別途当該金融商品の資料を良くお読みいただき、充分にご理解されたうえで、お客さまご自身の責任と判断でなさるようお願いいたします。
  • ・上記資料は執筆者が各種の信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、その正確性・完全性を新生銀行が保証するものではありません。
  • ・また本稿の内容は2020年4月2日時点の情報に基づきます。

当行では具体的な税額の計算、および、税務申告書類作成にかかる相談業務はおこなっておりません。個別の取り扱いについては、税理士等の専門家、または所轄の税務署にご確認ください。

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