
円からはじめるタイプ。満期金は円または外貨でお受け取り
パワード定期(円投資型)

パワード定期は満期金(元金と利息)が外貨となる可能性(元本割れリスク)がある代わりに、下記の金利が受け取れる商品です。
期間は店頭では1年もの、ネットでは1ヵ月ものの取引が多くなっています。通貨タイプは、なじみのある米ドル、豪ドルをお選びいただく場合が多いです(2016年8月の取引件数)。
「パワード定期をまだ取引したことがない。」というお客さまは、ぜひパワード定期の魅力をこの特集でご確認ください!
教えて!パワード定期の特徴

まずはこの金利をご覧ください!

例えば、「豪ドルタイプ」・「1年もの」の場合
お選びいただく特約設定レートのタイプにより、金利(税引前)は以下の通りとなります。また、預入時の金利・条件は市場動向等により毎日変動します。
預入金額インターネットなら30万円からお預け入れできます。
特約設定レート のタイプ |
基準レート | 基準レート −1円 |
基準レート −3円 |
基準レート −5円 |
---|---|---|---|---|
豪ドルタイプ 1年もの 金利 年 (税引前) |
% |
% |
% |
% |
市場動向により設定できない場合がございます。

パワード定期は期間が1ヵ月・3ヵ月・6ヵ月・12ヵ月から選べます。

【選べる相対通貨】米ドル・豪ドル・NZドル・ユーロ・南アフリカランドから選べます。
- ※相対通貨とは、将来元利金を外貨で受け取ることになる可能性がある通貨です。満期時のお受け取り通貨は、満期時の為替レートによって当行が決定します。
- ※お客さまは満期金の受取通貨をお選びいただけません。

例えば 特約設定レートを「基準レート」でお選びいただいた場合
お預け入れ時の為替レート(※1)よりも、満期時の為替レート(※2)が
「円安または同じ」「円」で受け取り! 「円高」
「外貨」で受け取り!

- ※1このレートを「特約設定レート」といい、満期時の受け取り通貨を決定する基準となります(上記例では90円)。
“特約設定レート”は、お預け入れ日の午後3時の実勢為替レートを元に当行が決定します。また、上記は特約設定レートを「基準レート」とした場合の例です。 - ※2実際には満期日の2営業日前がお受け取り通貨の判定日となり、この日の午後3時の為替レートと「特約設定レート」を比較し満期金(元金と利息)の受け取り通貨が決定されます。
- ※3外貨でお受け取りとなる場合、満期金(元本と利息)は預け入れ時の為替レート(「特約設定レート」。上記例の場合、1豪ドルあたり90円)で豪ドルに交換され、満期日2営業日前の為替レート(上記例の場合、89円)では交換されません。
パワード定期には、外貨からお預け入れいただける「パワード定期 外貨投資型」のご用意もございます。通貨は米ドル・豪ドル・NZドル・ユーロ・南アフリカランドからお選びいただけます。
どのような人が取引しているの?

円定期預金では物足りないお客さまからのお取引が多いと感じています。
パワード定期(円投資型)ですが、円定期預金が満期になり、この先特に使う予定がないし、外国為替や外貨預金に興味があるお客さまからのお取引が多いと感じています。今後、ある通貨の為替レートが円安に進むとお考えなら当該通貨の外貨預金をお選びいただく場合が多いのですが、相場は膠着するとお考えの場合にパワード定期円投資型やパワード定期プラスをお選びいただくこともあります。
積極的な値上がりを求める方は投資信託にご興味いただくことが多いため、パワード定期やパワード定期プラスをお選びいただくことは少ないように感じます。
気を付けるポイントは?
パワード定期には次のような注意ポイントがありますのでお申し込みの際には今一度確認しておきましょう。
- 原則として中途解約できません。中途解約された場合、元本割れとなる可能性が高いです。
- 元利金が外貨でお受け取りとなった場合、元利金は実勢為替レートではなく、実勢為替レートより不利な特約設定レートにて「外貨」に交換されます。このためすぐに円転すると元本割れが生じます。
- また、外貨となった元利金をその後円転する際は、為替レートの変動や交換にかかる為替手数料により、当初預け入れた円の元本を下回り元本割れとなる可能性があります。為替レートの変動がなかった場合でも、お受け取り金額は円の元本を下回ります。
- パワード定期は将来円安になっても円安メリット(為替差益)を享受できません。
パワード定期(円投資型)のリスクを説明する際、シンプルな円定期預金と比較してご説明すると、お客さまにご理解いただけます。
下の図の通り、「期間」、「金額」、「預入通貨」、「満期受取通貨」、「利息受け取り通貨」を比較し、とりわけ「満期受取通貨」、「利息受け取り通貨」については、外貨で受け取る可能性があることを明白にすることで、「なるほど、だからこの金利がもらえるのね」とご納得いただきます。リスク分に応じて金利が変わることにお客さま自身でお気づきになるようです。
預入期間 |
パワード定期(円投資型)
1・3・6ヵ月、1年 |
円定期預金
1・3・6ヵ月、1・2・3・4・5年 |
---|---|---|
預入金額 | 店頭・電話100万円以上、1円単位 パソコン:30万円以上 |
1,000円以上 |
預入通貨 | 円 | 円 |
満期受取通貨 | 円または外貨 |
円 |
利息受け取り | 円または外貨 |
円 |
どのような質問が多いですか?
一番多い質問は、「外貨で受け取った後はどうすればいいの?」という質問です。
お客さまには、外貨で受け取った後の運用方法をお伝えします。外貨で受け取ることが終わりではなく、その先も運用は続きますのでぜひご相談ください。
その他の質問は下部をご参考ください。
ご参考
最後に一言

先日、「運用は初めてなんだけど・・・。」という主婦の方の運用相談をする機会がありました。
外国為替の話をすると興味津々でその日は何もしないでご帰宅されました。翌週 再度ご来店され「豪ドル/円の為替レートが少し円高になり、この為替レートならパワード定期の円投資型豪ドルタイプの設定をしようと思った。」とお話しされました。こちらのお客さまは1週間為替レートと金利を確認し、お決めになったようです。
その場で取引を決断する必要は全くありません。マーケットは常に動いていますし、為替レートが動く背景もさまざまです。お客さまの相場観にあったタイミングで取引をご検討いただければと思います。
今回ご来店いただいたお客さまのように、為替やマーケットにご興味いただき、知識をつけて、こちらからも色々提案できるような関係を築いていきたいです。
パワード定期(円投資型) ― よくあるご質問
満期時に元利金を円で受け取るか外貨でうけとるか選べるのでしょうか?


いいえ、選べません。
満期時に元金と利息を「円」で受け取るか、「外貨」で受け取るかの判定は、満期日の2営業日前である「判定日」の15時に当行が判定します。お客さまは受取通貨を選ぶことはできません。
預入期間中に特約設定レートになったら、その時点で外貨に交換されるのでしょうか?


いいえ。預け入れ期間中の為替レートは満期時の受取通貨の決定には関係ないため外貨に交換となるかは満期までわかりません。
受取通貨の判定はあくまで、満期日の2営業日前である判定日に決定します。
例えば、「特約設定レート=基準レート-5円」で設定した場合、期間中に為替レートが預入時の為替レートよりも5円以上円高になったとしても、その時点で外貨に交換されるわけではありません。
外貨で受取となった場合、満期時の為替レートで外貨に交換されるのでしょうか?


いいえ。預入時にお選びいただいた特約設定レートでの交換となります。
あくまで例ですが、預入時の特約設定レートが100円、満期時の実勢為替レートが90円だった場合、満期金は90円ではなく100円で外貨に交換されます(この場合実勢為替レートで交換されるよりも不利な条件で交換されることになります)。
もっと金利が低くてもいいから、もう少し安心が欲しい。


特約設定レートなど、条件をかえてみてはいかがでしょうか。
元利金が円になるか外貨になるかを決める「特約設定レート」を、預入時の為替水準(基準レート)からマイナス幅の大きい条件を選ぶことで円高への対応力が高まり、元利金を円で受け取れる可能性を高めることができます。
満期金が外貨になったら、元本割れをするの?


外貨になった満期金をすぐに円に交換すると元本割れとなります。
外貨預金のまま当面持ち続け特約設定レートよりも円安になるのを待ってから、満期金を円に戻せば、元本を割り込むことが回避できたり、場合によっては為替差益が得られる場合もあります。
満期時の受取通貨(相対通貨)は豪ドルではなく、たとえば情報の多い米ドルやユーロは選べないの?


豪ドルのほかにも、米ドル、ユーロやNZドル、南アフリカランドタイプもお選びいただけます。
期間も1ヵ月・3ヵ月・6ヵ月・1年が選択可能です。金利は通貨や預け入れ期間によって異なります。
※通貨や市場環境によって選択できない特約設定レートがあります。
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