新生銀行

2020年10月作成

ニュージーランドドル 今後の見通し

特集 ニュージーランドドル 今後の見通し 特集 ニュージーランドドル 今後の見通し

(制作協力:レッグ・メイソン・アセット・マネジメント)

今後の見通し

レッグ・メイソン・アセット・マネジメント株式会社 営業本部 クライアントサービス部 次長 菊地 裕也 氏

レッグ・メイソン・アセット・マネジメント株式会社 営業本部 クライアントサービス部 次長

菊地 裕也 氏

  • NZドル/円相場は、世界の新型コロナウイルス感染者数の動向等に左右されることが予想されます。
  • 一方で様々な要因から、NZドルは再評価される可能性があると考えられます。

NZドル/円の為替相場は引き続き、世界の新型コロナウイルス感染者数の動向等に左右される展開が予想されます。しかし一方で、他国に先駆けてウイルスの感染抑制に成功していること等を背景とした相対的な景気の早期回復期待、米国を上回る10年国債利回り、米国FRB(連邦準備制度理事会)の量的緩和政策に伴う米ドルの資産規模拡大を背景とする長期的な米ドル安懸念等から、NZドルは再評価される可能性があると考えられます。

新型コロナウイルス感染抑制に成功

ニュージーランドは、新型コロナウイルス感染抑制に成功してきたとして、国際的に高く評価されています。
国内の感染者数がゼロだった2020年2月初旬時点で、中国からの入国を禁止し、3月25日には国家非常事態を宣言し、医療サービス従事者等を除く全ての国民の外出を制限する厳しいロックダウンに踏み切りました。
これが奏功し、6月8日には世界に先駆けて市民生活や経済活動をほぼ正常化させました。

各国の新型コロナウイルスの累積感染者数
(直近は2020年7月末時点)

各国の新型コロナウイルスの累積感染者数

出所:レッグメイソンの資料を基に新生銀行にて作成

2021年の実質GDP成長率はいち早い回復が見込まれる

ニュージーランドの実質GDP成長率は、2020年は-7.2%と落ち込むものの、2021年は+5.9%と、米国や日本と比べても高い水準が予想されています。

実質GDP成長率

実質GDP成長率

※IMF予想、2020年4月時点。
出所:IMFのデータを基に新生銀行作成

政策金利は過去最低水準
資産購入プログラムも含めた金融緩和策の効果に期待

ニュージーランド準備銀行(RBNZ)は2020年3月に0.75%の緊急利下げを決定し、政策金利を過去最低の0.25%へ引き下げました。その後の5月の会合では金利は据え置かれる一方、量的緩和策として導入した資産購入プログラムの規模を従来のほぼ倍に拡大することが決定されました。
政策金利は当面の据え置きが予想されています。量的緩和策の拡大を中心とした金融緩和による先行きの景気回復期待が高まれば、NZドル相場の見直しに繋がる可能性があると考えられます。

政策金利の推移

政策金利の推移

※2012年1月1日~2020年7月31日
出所:CEICのデータを基に新生銀行作成

500億NZドルの経済支援策で景気回復を後押し

ニュージーランド政府は、2020年5月14日に経済支援策として500億NZドル(約3.5兆円※1NZドル=70円換算)の基金の設立を発表しました。
4月に既に賃金補助や税負担軽減措置等、139億NZドルの支援策が基金の一部として実施され、経済活動の再始動にあたって、さらに159億NZドルの支援策を実施し、残り202億NZドルは必要に応じて投入することとなっています。

主な支援策と規模

賃金補助、税負担軽減等 139億NZドル
ビジネス支援パッケージ 40億NZドル
インフラ開発投資 30億NZドル
公共住宅建設、環境関連事業 11億NZドル
商業訓練プログラム 16億NZドル
観光産業復興ファンド 4億NZドル

出所:各種報道資料を基に新生銀行作成

ニュージーランド経済を確認

人口増加が経済の成長エンジン

ニュージーランド経済の成長エンジンは、「人口増加」です。国連の予測では、移民の受け入れ等により2020年から2055年までに総人口は約1.2倍になる見込みです。

主要国の予想人口増減率(2020年と2055年の比較)

主要国の予想人口増減率

※国連予想、2019年時点。
出所:国連のデータを基に新生銀行作成

人口増加に伴う消費の拡大

ニュージーランドでは人口増加を背景に、個人消費は拡大傾向で推移してきました。
足元はコロナショックの影響から消費の一時的な落ち込みが見込まれますが、世界の中でもいち早くウイルス感染の抑制に成功し段階的な経済活動の再開を進めており、今後の消費の回復が期待されます。

ニュージーランドの小売売上高の推移

ニュージーランドの小売売上高の推移

※2010年1-3月期~2020年1-3月期
出所:Bloombergのデータを基に新生銀行作成

輸出は農産物・食品が中心

ニュージーランドは酪農製品や肉類等が輸出の約6割を占める農業輸出大国であり、輸出総額は拡大傾向にあります。
そのため、工業製品等を中心に輸出を行っている国と比べて景気サイクルの影響を受けにくいと考えられ、輸出においてもコロナショックからのいち早い回復が期待されます。

輸出品目内訳(2018年)

輸出品目内訳

出所:国連貿易開発会議のデータを基に新生銀行作成

輸出総額の推移

輸出総額の推移

※2000年度~2020年度、年度は前年7月~当年6月。
出所:ニュージーランド統計局のデータを基に新生銀行作成

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[2022年1月3日現在]