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年齢・購入金額から見る住宅ローン借入事情を紹介!自分の借り入れは?

住宅ローン借入事情

住宅ローンの借り入れを検討するとき、「自分の年齢で借りられる金額」について考えることがあります。住宅ローンの借入金額は購入する住宅の金額と頭金(自己資金)によって、目安が決まってきますが、年齢が借入可能金額にどのような影響を与えるのか気になるところです。

そこで、本記事では年齢とマイホームの購入金額の観点から、住宅ローンの借入事情をご案内します。これから住宅の購入を考えている人、借入可能額が気になっている人は、ぜひ参考にしてください。

目次

住宅を購入する人の年代は?

2020年3月に、国土交通省住宅局が公表している「令和2年度 住宅市場動向調査」によると、「新築注文住宅」「分譲戸建て」「分譲マンション」を購入した世帯主の年代は、以下のようになっています。

年代 新築注文住宅 分譲戸建て 分譲マンション
30代未満 13.1% 11.4% 7.2%
30代 45.8% 46.1% 35.8%
40代 21.4% 26.6% 29.4%
50代 9.9% 9.3% 13.2%

出所:国土交通省 令和2年度 住宅市場動向調査

いずれも「30歳代が最も多い」という調査結果が出ています。この結果から、一般的には、「働き盛りで、かつ、定年まで20年以上の期間があるうちに住宅を購入している人が多い」ことがわかります。

年代 中古マンション 中古戸建て住宅
30代未満 6.7% 6.7%
30代 25.4% 25.9%
40代 28.2% 30.0%
50代 17.9% 16.0%

出所:国土交通省 令和2年度 住宅市場動向調査

なお、中古マンションや中古戸建住宅は、40歳代の購入が最も多くなっています。

住宅購入資金の平均額について

同調査では、住宅購入資金についても調査しています。結果は以下の通りです。

  • 土地を購入した新築注文住宅:平均4,606万円
  • 分譲戸建住宅:平均3,826万円
  • 分譲マンション:平均4,639万円

出所:国土交通省 令和2年度 住宅市場動向調査

戸建住宅より、マンションの購入価格が高くなっていることを意外に感じる人もいるかもしれませんが、都心部など立地条件がいい高額なマンションが増えていることが影響しているようです。

住宅ローンの利用状況を確認しよう

住宅購入事情は前述の通りですが、続いて住宅ローンの利用状況はどのようになっているのでしょうか。同調査では住宅ローンの利用状況についても調査していますので、続けて確認していきましょう。

住宅の種類 住宅ローンを利用している人の割合 返済までの平均期間
注文住宅
(新築)
80.0% 32.4年
  • 建物部分の返済期間
分譲戸建て住宅 67.7% 31.0年
分譲マンション 62.6% 31.1年

出所:国土交通省 令和2年度 住宅市場動向調査

住宅の種類を問わず、30年を超える借入期間で住宅ローンが組まれる傾向にあることがわかります。30歳代で住宅を購入し、30年超の住宅ローンを組むとすれば、完済時には60歳代となるため、なかには定年退職の年齢を超える人も多くいることがわかります。

このように住宅ローンを借り入れするときは、収入が減少する可能性が高い退職後も住宅ローンの返済が継続する可能性があることは意識しておくことが必要です。

シミュレーションで住宅ローンを考えてみよう

住宅ローンを借りたいけれど、「毎月の返済額がどの程度になるか知りたい」「利息額を確認したい」という時は、金融機関のサイトで提供している「住宅ローン返済シミュレーション」を活用してみましょう。

新生銀行の住宅ローン返済シミュレーションツールでは、借入金額や返済期間を入力すると、毎月の返済額や利息が算出されますので、この結果を参考に、本当に毎月返済していけるのかを検討してください。ただし、「希望通りの金額が借りられるか」は住宅ローンの審査で決まる点は認識しておきましょう。

金融機関によっては、年収に占める年間返済額の割合、いわゆる「返済負担率」をあらかじめ定めているところもあります。例えば、返済負担率25%と定められている場合、年収500万円の人であれば、年間125万円以上(ボーナス返済なしの場合、毎月約10万4,200円)の返済額になる借り入れはできません。

さらに踏み込んで「自分が借り入れできる額」「返済計画の立て方」について詳しく知りたい場合は、住宅ローンを提供している金融機関などに相談してみることをおすすめします。

親子ペアローンも検討してみよう

「親子で二世帯住宅に住みたい」といった理由から広い家にしたい場合など、住宅ローンの借入希望額が高額になるケースがあります。

そのようなときは、「親子ペアローン」を検討してみてはいかがでしょうか。親子ペアローンとは、一定の収入がある同居の親子それぞれが住宅ローン契約者となり、さらにそれぞれが相手の債務に対する連帯保証人になって借りる住宅ローンです。

持ち分に従って住宅ローンを組むことになります。親子ペアローンのメリットは以下の2つです。

  • 親子それぞれの収入を金融機関に申告できるため、住宅ローンの借入可能金額の総額を増やせる可能性がある
  • 親子それぞれが住宅ローン控除を受けることができる

ただし、実際にペアローンを契約する前に次の注意点については考えておく必要があります。

  • 親子それぞれに住宅ローン契約時の諸費用がかかるが、その負担が問題ないか
  • 親が定年退職した後も返済を無理なく続けられるか
  • どちらかが亡くなった場合、亡くなった人の残債は団体信用生命保険で支払われるが、もう1人の分の住宅ローンは返済が続くことになるがそのような状況になっても問題なく返済を続けられるか

親子ローンの特徴や注意点についてはこちらもご覧ください。

住宅ローンには親子ローンという選択も!メリットとデメリットとは?

老後の住まいを購入したい時の住宅ローンはある?

定年退職後に「住宅を建て替えたい」「買い換えたい」という場合の対策について解説していきます。住宅ローンは、契約年齢が「20~65歳」など限られていることが一般的です。

したがって、定年退職後の場合、一般的な住宅ローンを利用できないケースが大半です。もし、定年退職後に住宅ローンを組みたいと考えた場合は、「リバースモーゲージ型住宅ローン」を検討してみてはいかがでしょうか。

リバースモーゲージ型住宅ローンとは、購入する住宅を担保に資金を融資してもらうという点では通常の住宅ローンと同じで、契約年齢は一般的に60歳以上。融資を受けた資金は、住宅の建て替えや借り換えなど住まいに関して利用することができます。

通常の住宅ローンで毎月返済するのは、「元本+利息」ですが、リバースモーゲージ型住宅ローンにおける毎月の返済は利息部分のみとなります。元本は、契約者が亡くなった場合などに、相続人が以下の選択肢の中から選択することになります。

  • 自己資金で返済
  • 自宅を売却して返済

このように、毎月の返済額に元本部分が含まれないため、通常の住宅ローンより毎月の返済額が少なくなり、「毎月の家計に負担がかかりにくい」「退職金を住宅購入資金して使う必要がない」という点がメリットです。

しかし、リバースモーゲージ型住宅ローンには、デメリットもあります。まず、契約者が亡くなった際に、自己資金が準備できないと、担保としている自宅を売却する必要があります。もし、売却する場合は、同居している家族の住まいのことも考えておかねばなりません。

リバースモーゲージ型住宅ローンの詳細についてはこちらもご覧ください。

リバースモーゲージ型住宅ローンは本当にお得?その仕組みやデメリットを解説

住宅ローンの返済負担を抑えるためにできること

話を通常の住宅ローンに戻します。「住宅ローンの契約をしたら、後は数十年の契約期間中返済を続けるのみ」と考えがちですが、住宅ローンを契約した後に、返済負担(住宅ローンの総返済額)を抑えるために考えたいのが、「住宅ローンの繰上返済」です。

・繰上返済について

繰上返済とは、住宅ローンの毎月の返済以外にまとまった金額を返済することです。金融機関によって「いくらから繰上返済ができるか」「事務取扱手数料などの有無」が異なりますので、住宅ローン契約前に必ず確認しておくことをおすすめします。

繰上返済には、以下の2つのタイプがあります。

1.返済期間短縮型

繰上返済をしても毎月の返済額は変わりませんが、返済期間が短くなります。

2.返済額軽減型

繰上返済をしたら毎月の返済額が減りますが、返済期間は変わりません。

利息の軽減効果が高いのは「返済期間短縮型」です。なお、新生銀行の住宅ローンの繰上返済は、返済期間短縮型のみの取り扱いとなっていて、1円から一部繰上返済手数料無料で返済可能です。(新生銀行では返済額軽減型のお取り扱いはございません)

家計に余裕ができたら、繰上返済も検討してはいかがでしょうか。

以下の記事で繰上返済の種類やメリットとデメリットについてもっと詳しく解説しています。

住宅ローンの繰上げ返済はお得?メリットとデメリットを解説

住宅ローンの借り換えについて

契約中の住宅ローンよりも条件がいいものがあれば、借り換えを検討してみてもいいでしょう。借り換えることで、利息を含めた総返済額の軽減が期待できます。

一般的に、借り換えをしてお得になるといわれるのは、以下の条件を満たす場合です。

  • 金利差:年1.0%以上
  • 住宅ローンの残り残高:1,000万円以上
  • 住宅ローンの残り年数:10年以上

借り換えは、他の金融機関で新たに住宅ローンを組む新規扱いになるため、事務取扱手数料や、印紙代などの諸費用がかかります。そのため、諸費用の負担も含めて、借り換えによりメリットがでるか事前に確認が必要です。

また、なるべく諸費用負担が低い金融機関を選ぶことも重要です。金融機関のホームページでは借り換えのシミュレーションができますので、ぜひ試算してみましょう。

さらに、「現在の契約期間を延長したい」という場合にも借り換えは有効です。契約期間を延長すると、毎月の返済額の軽減もできます。毎月の返済が厳しいならば、借り換えで負担軽減を考えてみてはいかがでしょうか。

なお、住宅ローンの借り換えは一般的には同一金融機関内ではできませんので気を付けてください。

住宅ローンの借り換えのメリット・デメリットについても知りたい方はこちらもご覧ください。

住宅ローンの借り換えはタイミングが大事?借り換え時の注意点について解説

  • 本稿の内容は2020年8月の情報を基に作成し2022年1月に更新したものです。
執筆者
田尻様

田尻宏子

たじり ひろこ

  • 2級FP技能士
  • 証券外務員第一種

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パワースマート住宅ローンについて

  • 借入期間は5年以上35年以内(1年単位)、借入金額は500万円以上3億円以下(10万円単位)です。
  • 変動金利(半年型)タイプ、変動金利(半年型)タイプ<変動フォーカス>は当初借入金利適用期間終了後、お客さまからのお申し出がない限り、ご契約時にご選択いただいた変動金利タイプが継続して適用となります。
  • 当初固定金利タイプは当初借入金利適用期間終了後、お客さまからのお申し出がない限り、自動的に変動金利(半年型)タイプが適用となります。
  • 変動金利(半年型)タイプ、変動金利(半年型)タイプ<変動フォーカス>、当初固定金利タイプを利用されている方は、金利変更時に当初固定金利タイプをご選択いただくことも可能です。ご選択にあたっては、手数料5,500円(消費税込み)がかかります。
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  • 変動金利(半年型)タイプ、変動金利(半年型)タイプ<変動フォーカス>を除く各金利タイプは、金利情勢等により、やむを得ずお取り扱いを中止する場合もございます。
  • 銀行ウェブサイトまたは新生パワーコール<住宅ローン専用>(0120-456-515)にて、借入金額や借入期間に応じた毎月の返済額を試算できます。
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[2021年3月29日現在]