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おカネがない人でも始められるの? おカネがない人でも始められるの?

井戸美枝

profile

井戸美枝(いど みえ)

CFP®、社会保険労務士。神戸市生まれ。 関西と東京に事務所を持ち、年50回以上搭乗するフリークエント・フライヤー。講演や執筆、テレビ、ラジオ出演などを通じ、生活に身近な経済問題をはじめ、年金・社会保障問題を専門とする。社会保障審議会企業年金部会委員。経済エッセイストとして活動し、人生の神髄はシンプルライフにあると信じる。
『世界一やさしい年金の本』(東洋経済新報社)『お金が貯まる人となぜか貯まらない人の習慣』(明日香出版社)『知らないと損をする国からもらえるお金の本』(角川SSC新書)『現役女子のおカネ計画』(時事通信社)など著書多数。

おカネがないから無理とあきらめていませんか?

資産運用を始めるには「まとまったお金が必要」というイメージが強いと思います。「おカネがないから自分には無理」、とあきらめているの方も多いのではないでしょうか。まだ働き始めたばかりで給料も少ないし、預金だって少ないという人でも、もちろん資産運用はできます。今回はそのための方法を、ふたつご紹介します。

余裕のある時に

方法1は、たとえ少額であっても、使い途が特に決まっていないような余裕資金ができた時に、たとえば1万円程度で資産運用を始めてみるという方法です。またボーナスをもらったときなど余裕資金がさらにできたときには、増額して3万円分を預け入れ・購入してみるというように、できる時に可能額を少しずつ運用に回していく方法です。

どのような商品に預け入れるかは、前回触れたように期間や必要額などの運用の目的やご自身の考えによって、円預金や投資信託、外貨預金などを選んでみるとよいでしょう。

この方法なら、自分のペースで資産運用をはじめられますし、まずはやってみる!と体験することができますね。

ルール化する

方法2は、タイミングと金額を事前に決めて資金を運用に回す方法です。いわゆる「積立」ですね。この方法は、手続きをしたら自動的に資金が引き落とされるので、やるぞ!と決めても三日坊主で終わってしまうような方にはうってつけの方法といえるでしょう。もちろん、毎月の収入の中で余裕資金がないのに、無理をしておカネを運用に回すことは避けてくださいね。

積立で大切なこと

積立で大切なことは「先取り」ということを覚えておいてほしいと思います。

例えば給料が毎月25日に振り込まれるとしたら、積み立てる日をその日に近い26日や27日に設定しておくのです。まず資金があるうちに、資金を振り分けて先取りしてしまえば、あとは口座にある資金は運用を意識する必要はありませんからね。

少額でもグローバルマーケットを相手に
資産を動かしている!

最後に、どちらの方法でも、たとえ少額であっても、資金を運用に投じた時点で、みなさまは資産運用をしている人になるのです。たとえば1万円ずつ複数の通貨の外貨預金に預入したり、投資信託を通じて海外の資産に分散投資をすれば、それはもうすでに「グローバルマーケットを相手に資産を動かしている!?」とも言えるのです。

もちろん、外貨預金や投資信託は、手数料などのコスト負担や価格変動によって元本割れなど資産が減ってしまう場合もありますので注意が必要ですが、少額でも時間を掛けて積み上げる方法など、おカネがないから無理とあきらめずに、自分に無理のない方法で、まずは第一歩を踏み出してみませんか?

株式、債券、金利、為替、REIT等、マーケットの変動がその価格等に影響を及ぼす金融商品を購入する際は、必ず個別金融商品の商品説明書等をご覧・ご確認いただき、マーケットの動向以外に、各金融商品にかかる元本割れなどの固有のリスクや各種手数料についても十分ご確認いただいた上でご判断ください。

本稿は、執筆者が制作したもので、新生銀行が特定の金融商品の売買を勧誘・推奨するものではありません。

  • ・本資料は情報提供を目的としたものであり、新生銀行の投資方針や相場観等を示唆するものではありません。
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