私の住宅ローンはいくらまで借りることが
できるの?借入可能額を解説

住宅ローンの契約をする際、頭金をどのくらい用意でき、どのくらい借り入れができるかは重要です。自分はいくら借り入れることができるのかどのように考えればいいのでしょう。そこで、住宅ローンの借入可能額について解説していきます。

年収の何倍の物件を取得する?

まず、住宅を取得した人たちが世帯年収の何倍の物件を購入しているのかを見てみます。住宅金融支援機構の2018年調査によると、注文住宅で年収の約6.5倍、建売住宅約6.7倍、マンション約6.9倍、土地付き注文住宅7.2倍という結果が出ています。たとえば、年収500万円の世帯が注文住宅を購入するならば3,250万円、マンションならば3,450万円ということです。

なかには、貯蓄を使えばこれ以上の金額の住宅を購入できると思う人もいるかもしれません。しかし、住宅取得以外のお金のことは考えているでしょうか。たとえば、老後資金や教育費、または病気などのもしもの場合に備えて確保しておきたいお金もあるでしょう。そのため、貯蓄の大半を住宅取得に使うのではなく、必要になりそうなお金はきちんと確保しておくのが賢明でしょう。

借入額をどうやって決める?

「住宅を取得するのに必要なお金をどのようにして準備していくのか」について考えていきましょう。住宅を購入する場合、多くの人が住宅ローンを利用しますが、「住宅取得資金すべてを住宅ローンで準備するのか」「頭金をある程度準備するのか」についてしっかりと決めておかないといけません。ちなみに、頭金の目安は一般的に「物件価格の2割」といわれています。

4,000万円の物件ならば800万円です。800万円を頭金とすると、3,200万円が借入金額になります。頭金が0円で住宅ローンを組むことができる金融機関もありますが、しっかり自分の家計状況も考えた方が良いでしょう。なぜなら、借入金額が増えるため返済負担が重くなるからです。さらに、住宅を購入する場合は土地代+建物代(一軒家の場合)だけ支払えば良いわけでもありません。

住宅ローンを利用する場合は、事務手数料や火災保険料などの諸経費もかかります。これらの諸経費も「借入額に含めるか」「頭金とは別に貯蓄から準備するか」を決めておきましょう。

借入可能額を確認しておこう

ある程度、借り入れたい金額が見えたのならば、次に知っておかないといけないのは自分の借入可能額です。借入可能額は金融機関のサイト上でシミュレーションできる場合もあります。現在の年収と希望する借入期間を入力すると、借入可能額が算出されるのです。同じ年収でも借入期間によって借入可能額が変わるため、年数を変えていろいろ試してみると良いでしょう。

ただし、シミュレーションで出てくる借入可能額はあくまで目安です。他に借入金がある場合などは正確な借入可能額を算出できないため注意してください。

借入可能額いっぱいまで利用するのは危険!

借入可能額を試算してみて、自分の予想以上に住宅ローンを借り入れできそうだとしても、可能額上限まで借りることは避けたほうが良いでしょう。当然ですが、借りたお金は返さないといけません。多めの額を借り入れて無理な返済になるような事態は絶対に避けましょう。

ちなみに、住宅ローンの年間返済額(返済負担率)は、一般的に「年収の25%以内にすると良い」といわれています。年収500万円の場合は125万円(月額約10万4,000円)です。この範囲に入る程度の金額を借り入れることをお勧めします。特に、マンションの場合は、住宅購入代金だけでなく、管理費や修繕積立金も定期的に支払う必要があります。

住宅ローンの返済と同時にこれらのお金も支払わないといけません。「返済金だけでいっぱいになってしまい、それ以外に手が回らない」といったことにならないよう借入額はよく考えてから決めてください。

田尻様
【執筆者】
田尻宏子(たじりひろこ)
・2級FP技能士
・証券外務員第一種

株式、債券、金利、為替、REIT等、マーケットの変動がその価格等に影響を及ぼす金融商品を購入する際は、必ず個別金融商品の商品説明書等をご覧・ご確認いただき、マーケットの動向以外に、各金融商品にかかる元本割れなどの固有のリスクや各種手数料についても十分ご確認いただいた上でご判断ください。

本稿は、執筆者が制作したもので、新生銀行が特定の金融商品の売買を勧誘・推奨するものではありません。

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  • ・上記資料は執筆者が各種の信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、その正確性・完全性を新生銀行が保証するものではありません。
  • ・また本稿の内容は2020年2月3日時点の情報に基づきます。

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